元ジャニーズ社長による子どもたちへの性加害が、国際的な問題として発展しているジャニーズ事務所。
このことを受けて現ジャニーズ社長の藤島ジュリー景子さんが、辞任するとニュース報道されています。
近い将来、ジャニーズ事務所の役員は辞任や総入れ替えがあるのでしょうか？2023年現在の役員を調べてみました。
→（追記）2023年9月7日の会見の内容も反映しました
ジャニーズ事務所2023年現在の役員一覧
ジャニーズ事務所2023年現在、役員がどのような方達で構成されているのかを調べてみました。
ジャニーズ事務所2023現在の役員一覧
2023年9月7日の会見で、ジュリー社長が代表取締役社長を引責辞任し、現タレントの東山紀之さんがタレント業を引退するとともに、社長に就任すると発表されました。
また、代表取締役副社長の白波瀬傑さんも9月5日をもって、引責辞任致したそうです。
2019年に前社長のジャニー喜多川氏が亡くなって以来、ほぼ同じメンバーが役員をつとめていたジャニーズ事務所。
10月に役員の新体制が発表されるそうなので、また動きがありそうです。
| 役職名 | 氏名 |
|---|---|
| 代表取締役社長 ジェイ・ストーム代表取締役社長 エム・シィオー代表取締役社長 ユニゾン代表取締役社長 東京・新・グローブ座代表取締役社長 |
東山紀之 |
| 取締役副社長 | |
| 取締役常務 | 小俣雅充 |
| 取締役 | 原藤一輝 |
| 取締役 | 山下賢一 |
| 取締役 | 大坪亮太 |
| 取締役 | 小亦斉 |
| 取締役 | 中野由美子 |
| 取締役 | 中村浩子 |
| 取締役 | 重岡由美子 |
| 外部取締役 | 中井徳太郎 |
| 外部取締役 | 白井一幸 |
| 外部取締役 | 藤井麻莉 |
ジャニーズ事務所の外部取締役は、ジャニー喜多川氏の性被害者の会がクローズアップされ、報道されるようになった後の2023年7月1日に新たに3名が就任しています。
- 中井徳太郎氏は大蔵・財務省の元官僚
- 白井一幸氏は元プロ野球選手で活躍した選手で、直近のWBCでもコーチ（栗山監督を支えた右腕）
- 藤井麻莉さんは、東京都内の法律事務所所属の弁護士
10月以降、東山さんのようにタレントからの役員がさらに誕生するのじゃ、第三者機関からの抜擢があるか注目が集まります。
ジャニーズ事務所役員が辞任や総入れ替えの可能性は？
10月のタイミングで、ジャニーズ事務所役員の辞任や、総入れ替えの可能性は少なからずあると考えられます。
現社長の藤島ジュリー景子氏の辞任が現実化した今、役員総入れ替えとまではいかなくても数名の交代は当然予想されます。
外部取締役は、2023年7月に就任したばかりなのですぐに解任されるとは考えにくいため、残る可能性が高そうです。
これまで長年就任した役員においては、社長の藤島ジュリー景子氏とともに交代する可能性はかなり高いといえるのではないでしょうか。
関連会社のひとつ、「ジャニーズアイランド」社長のイノッチこと井ノ原快彦さん（元V6）が役員に入ってくることも考えられます。
滝沢秀明さんが別途TOBEという会社を設立した今、ジャニーズ事務所の役員として再び役員に名を連ねることがあるのかも注目されそうです。
ジャニーズ現社長辞任についての被害者の会の声の一例
被害者の会のメンバーが、今回の藤島ジュリー景子氏の辞任報道を受けて取材陣に応えていました。
被害者の会のひとりで元ジャニーズJr.橋本康さんは、2023年8月30日放送の情報番組DayDay.において、
「社長の辞任」ということを望んでいるわけではない
とお話ししており、ジャニーズ事務所の性被害関係から現社長の進退についての取材に応じています。
橋本康さんは、さらにDayDay.のインタビューで、
きれいなジャニーズ事務所していくにはどうしていくかという方向で動いて欲しい
と語り、思い入れがあるようにも感じられましたが、真相は本人の心の中。
ジャニー喜多川社長が亡くなった後、ジャニーズ事務所はかなり激震が続いています。
Jr.の育成などでジャニー喜多川氏から後継を任され、副社長だった滝沢秀明さんの退所を皮切りに、雪崩のようにジャニーズ事務所を退所するタレントが相次いでいます。
キンプリの分裂、脱退にも藤島ジュリー景子氏が絡んでいたと言われていますよね。
現在はキンプリを離れた平野紫耀さんと神宮寺勇太さんは、滝沢秀明さんの会社TOBEに所属しています。
週刊誌は「ジャニーズ事務所の性加害」をどのように報じたのか
女性週刊誌とジャニーズ事務所の関係性も、報道や騒動があった後も変わっていないようです。
ジャーナリストの中には、「ジャニーズ事務所の性加害」を今の今まで報じることがなかったメディアの責任を問題視する者もいます。
有名な週刊誌では、ジャニーズの性加害性被害をどう報じているのかを簡単に調査しました。
1.女性自身
女性自身はジャニーズ事務所との関係が濃厚のため、基本的に今回の報道には触れていない様子です。
2.女性セブン
女性セブンは、性加害関係の記事を1度掲載しました。
性加害問題告発者のカウアン・岡本氏さんネタが中心で、ジャニーズ事務所を責める内容はありません。
webのNEWSポストセブンでも、社長の藤島ジュリー景子氏の謝罪動画配信後に記事にしています。
3.週刊女性
週刊女性は、週刊女性プライムwebでは数回報じていますが、実際の週刊誌では1度報じたきりです。
4.週刊文春
週刊文春にはジャニーズ批判内容もあり、文春砲と恐れられるメディアとしてさすがの存在感があります。
ただ、週刊誌のメディア版では徐々に性加害騒動に触れ、報道されることが多くなっていることが明らかになっています。
まとめ
今回は、ジャニーズ事務所元社長のジャニー喜多川氏による性加害の影響について調査してみました。
第三者による機関の介入により、創業からこれまで続いたジャニーズ事務所の一族経営も終焉となりそうです。
ジャニーさんの姪である現社長の藤島ジュリー景子氏が辞任したため、役員も大きく変わる可能性もまだ残っています。
今後ジャニーズの役員はどうなっていくのかも世界的な問題として注目を浴び続けそうです。